イルチブレインヨガの原理「心気血精」で願いをかなえる
東洋医学と脳科学から生まれたイルチブレインヨガのトレーニング。その基本理論の一つが「心気血精」の原理です。
心気血精(しんきけっせい)とは、
「心」の向かうところに、
「気」が集まり、
「血」が流れてゆき、
「精」、すなわち力が備わる
という意味です。
自分の体のある一点に心を集中させると、そこにエネルギーが集まっていき、血の流れもそこに向かっていきます。その結果、そこにパワーが宿り、大きな変化を生むことができる――というわけです。
たとえば、いつも足先が冷えて困っている人は、足先に意識を集中させて、「温かくなる!」と念じることで、ポカポカになっていきます。また、胃や腸が弱っている人も、胃腸にエネルギーを集めることで、機能を回復させることができます。
人間が持っているエネルギーを集中投下すると、思いがけない力が発揮される。それは、虫メガネで太陽の光を集めると、燃えるような熱さになるのと似ています。
人間の放電状態が撮影できる「キルリアン写真」でみると、心気血精で意識を集中させる前と後では、放電量に大きな違いがあることがよく分かります。
心気血精の原理は、体の特定の部位を改善するときだけでなく、「美しくなりたい」とか「優しい人になりたい」といった願いを実現するのにも役立ちます。
ポイントは、自分を信じて、心気血精を実践することです。「どうせうまくいかない」「自分には無理だ」といった気持ちでは、なかなか心が集中しきれず、エネルギーを集めることもできません。
ご自分の「脳の力」を信じて下さい。
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